Heavenly Sword

「Heavenly Sword」
PlayStation3専用 ソニー・コンピュータ・エンタテインメント


せっかく買ったPlayStation3をDVDだけを観るだけでは、かなりもったいないので、一本ゲームを買ってみた。
日本のメーカーのソフトはどれも心躍らされるタイトルがなく、このHeavenly Swordを購入。
ある架空の集落に伝わる伝説のHeavenly Swordを巡って繰り広げられる、恐ろしいほどの殺戮のゲーム。
あるおねいさんの持つHeavenly Swordを奪おうと迫り来る悪王キング・ボハンとその一団を切って切って殺しまくる。
洋物のアクションゲームは始まったとたんに猛烈難しいか、詐欺的に難解な仕掛けを施されてニッチもさっちも進まなくなってしまうのが常でしたが、このゲームは今のところ2章まで進んだ。現在のプレー時間は10時間ほど、ここ数日プレーしてないけど、やはり難しくて行き詰まってしまった。
剣を振り回して、敵どもを斬り殺すパートはここまで何とか切り抜けてきた。くるくると回って攻撃を回避して、斬りつけてダウンしたところを、止めを食らわして息の根を止めるの繰り返すと、少なくとも2〜3回のトライで切り抜けられる。
しかし、このゲームは剣を振り回すおねいさんのほかに弓の達人のおねいさんもいて、この人のパートが極めて難しい。
ゲームのアクセントとして、弓とか大砲とかバズーカとかで敵をねらうパートがある。大砲とかは痛快で、勝利条件が700人ほど大砲で殺せ、というミッションがあって数千に規模で向かってくる敵兵士どもを虫けらのように吹き飛ばす。これは楽しかった。
僕が苦手なのは照準を合わせて敵を弓で射ることだ。とまってる敵は当然当てられるんだけど、動くともうダメ…。
剣のおねいさんの父が瀕死の状態でいるのを、その弓のおねいさんが助けるというミッションだが、敵はその瀕死のおっさんをめがけていく。弓のおねいさんは高いところに身を置き、背後からその敵どもを狙い、一人残らずあの世に送らなければならない。
これが難しい。照準を示すカーソルみたいなのがあり、そのカーソルめがけて弓が放たれるんだけど、敵は手前から向こう側に向かって走っていく。敵の動きを計算しつつ、敵が丁度カーソルの中心にくるのを見計らって矢を放たなくてはならない。
敵はファミコン時代のように寸分違わず、同じ行動を取らない。出てくる位置こそ同じだけど、弓が足下に刺さると「わ!」と方向を変えて、弓の危険から回避しようとしやがる。それで打ち損じるとどんどん先に行ってしまい、敵は小さくなっていき、更に当てづらくなってしまう。
一人でも逃せば、おっさんは斬り殺されてしまうので、殺すまで弓を放ち続けなければならない。14人くらい殺さなくてはならないんだけど、できない。恐ろしいほどの偶然で10人くらい殺ったが、今度は向こう側からプレイヤー手前側に向かって敵が来てもうお手上げ。
かれこれ7時間くらいここで足止めを食らっている。


なかなか、演出が面白く、続きが観たいゲームなんだけど、
指先がいうことをきかないのはいかんともしがたい。


もうすこし頑張りたい。
つづく