というわけで、

去る20日、7年勤めた会社を退社した。
辞める2週間ほど前は、同僚どもの恨み節にいたたまれなくなったり、
やっぱりなんか辞めるのは寂しいなと思ったりと
泣きそうな日々だったわけだけど、
なんか当日はやけに清々しい感じでさっぱりとした晴れやかな気分で不思議だった。
でも、なんかMacの手入れをしていたらうっかりハードディスクを壊してしまって
再インストールとかずいぶん大変な時期辞めてしまうのでちょっとでも手伝おうと思ってたら、
うっかり最終日の帰宅時間が午前7時と誰よりも遅く、全ての社員を見送ってお別れという異常な状態での退社と
これまた不思議なことに。
仮眠をとっていた社長に寝ぼけた状態で最後の挨拶をして、会社を後にした。

会社始まって依頼のピンチの真っ只中で辞めてごめんなさい。
無事乗り切ることを祈っています。
3月末にちょっと顔出します。



というわけで、
束の間の無業の身となり、まずしたのが自室の掃除。
この7年間、休みと言えばどこかに行ってしまうか、年末年始とか盆とかでゴミがすてられず、
雑誌以外の不要物はためにためこんだ状態で、部屋の80%はいらないモノという壮絶な部屋になっていた。
7年勤めた会社を辞めるという人生最大のリセットをしたのを機に、これらも一掃したいと思って
もう捨てた。
捨てまくった。

そして出たゴミの量はなんと700リットルオーバー。
7畳弱の部屋でこの量はさすがにどうよ、と思った。
10代のころより貯めたゲーム機やらゲームソフトやら
20代のころより何となく貯まってしまった異常な量のケーブル類
恐ろしい数のACアダプターがおって我ながらひいた。
秘蔵のバーチャルボーイもどれがそのACアダプターなのかわかんなくなったので捨てた。
その他、本やDVDやビデオやアレやコレや総額にするとうっかりいい車が買える位の金額になり呆然。
ちくちくとオークションで売ればそれなりの金額になるんだけど、早くこのゴミためから脱するには捨てるしかなく、
本とDVDを売って得た額はわずか2万円。

それでもスッキリとした部屋になり満足。



というわけで、
収納も再構築
AVラックを買おうと、かねてから行ってみたかったIKEAに行ってみた。
スウェーデンからやってきた超大型家具のメガショップに心躍らせていってみた。
東京湾の埋め立て地、かつてザウスと名付けられた人工屋内スキー場の跡地に青と黄色の建物がどかんと立っていた。
異常にでかい立体駐車場に入り、売り場の屋上まで行って車を停める。
平日だというのに凄い数の車がある。休日は来たくないなと思った。

そして館内にはいると、まずショールームを見て回りやがれ、と案内される。
美しくレイアウトされたこのショールームはどれもこれもよく見え、購買意欲をかき立てる。
思ってたよりも安い。
結構種類も豊富でどれを買おうか迷う。
しかし、すぐここでコレを買えない。
何か番号を記録しないとダメっぽい。
ここで、AVラックとデスクチェアとデスク用の引き出しを買うことにして、ショールームを出た。
ショールームは2階で、マーケットエリアと呼ばれるところに案内される。順路に従っているだけだけど。
そしてそこで目にしたのは凄い光景だった。

倉庫だ。
知ってはいたが、身も蓋もなく倉庫だ。
IKEAの方達は、ここでお前が控えた番号の商品をここから探してレジまで持って行け、と暗に示している。
番号まで行くと、商品は平べったくコンパクトに段ボールにくるまっている。
組み立てられていない。
たしかに組み立ての仕方はよく考えられていているけど、組み立ては簡単ではない。
つまり、おまえら貧乏人はああいう優雅ぽい家具に囲まれて生活するには自ら運び、組み立てないとこんなに安くは上がらないだよ、と暗にいわれているような気がした。

巨大店舗の論理って結構残酷ね、などと思いつつ組み立てていたら、
AVラックの部品の天地左右を逆さにしちゃって絶叫。
元にもどせないし…
なくなく不完全のまま取り付け…
まぁ別に使えないわけじゃないしと、強がってみる。

そして今日、9割ほどの片付けが完了。
残りは明日に。


というわけで、
この掃除で無業の日々は終わりで、
多分火曜からまた、働きにでる予定。
本当は3月いっぱいは休みたかったんだけどな。

つづく。