試みの二等分線

なんかぐずぐずしているうちにこのブログを放置して4ヶ月近くがたってしまった。
その内書こうとしているとつい後回しになってしまう。一定期間で書かないとどうでもいいやとなってしまうダメな人です。僕は。
そして今書き始められるのは何故かといえば,今,会社で身もだえするほど暇なのです。
ネットの巡回も飽きてしまいました。

なので愚にもつかない文章を書きます。


この4ヶ月はなかなか慌ただしく,いろいろな事があった。

初夏,中学の同窓会などをしてみる。
いつか好きだったあの子も来てみたり,独身と聞き及んで色めきだってみるものの,詳しくはかかないもののがっかりな状態。
いつの日かのあの子は,どこにいってしまったのだろう。時のうつろいにただ呆然とする。人生は儚い。

盛夏,山形に馳せ参じる。
1.3リッターフィットが鬼のような低燃費スコアをたたき出す。今回は故障なしで生還。後日バッテリーが亡くなる。
道中,ご当地キティ大人買いして狂喜乱舞。埼玉,福島,宮城の一部を入手。
キティとご当地のあまりにも無理矢理なコラボ。詳細は後日。

初秋,北海道に飛ぶ。
後輩の披露宴に招待される。
30時間で自宅から北海道を往復した。つかれた。
道中,ご当地キティ大人買いして狂喜乱舞。後輩2人より,宮城と山形のを頂く。ありがとう。
キティとご当地のあまりにも無理矢理なコラボ。詳細は後日。
総数は20を超える。


そして今,格差社会下流層と呼ばれているんだろうこの世界と格闘している。
数ヶ月前,NHKワーキングプアを特集していたが,
そこに映る彼らの様見て,少なからず同情の念を抱いたりしてみたんだけど,
そんな気はなくなった。
我が社,恥ずかしながら求人に応じてくださるのは彼らのような方々なのだが,
彼らの目がイキイキしているのはわずかに3ヶ月。
4ヶ月くらいから,目は淀み,覇気は失せ,辞意を吐く。
育成社員扱いで待遇は劣悪と言わざるおえない我が社ではあるが,
技能職でなんにも出来ない君の彼らをほとんどマウス・キーボードの使い方から教えなければならない僕と社長の苦悩を,鳥か!?と思えるその脳で感じ取ってはいただけない。
「時間が長い。」
「あそびたーい。」
「休日返上ってありえないですよね」
「次々やめてくし,だから俺も」
これらの言葉が吐かれるのが,26歳を超えた,定職にほとんどつかずに,仕方のないことだが,これが履歴なの?!と目を疑う,
これが自分の履歴書であるならば,死にたくなっちゃうような内容を書いてくる御仁からなのだ。
人生の崖っぷちにたっているとは知らず,
これから起きる激動の日本を知らず,
たった1年,無私で働けないだなんて
彼らの目に映る世界はなんて素晴らしいんだろうと思う。


金がほしいんなら金がもらえる会社を受けていただきたい。
残業代をたくさんほしいなら,大企業にでも入ればいいと思う。
楽な仕事をしたいなら,そういう事業をしている会社に入ればいいと思う。

恐らく,上記を満たす企業に彼らは入れない。雇わない。


こんな不器用にしか生きられない彼らの果てが
ワーキングプアであってもしかたないかなと思い至る。


覚悟は決めていたものの,他人を働かせ,指揮し,指導するって恐ろしく大変。
そんなこんなで3年の月日が流れ,
その間,つぶした死屍累々の数,うっかり15越え。えへっ。
それでも会社はつぶれないんだから,すごいな。→僕,社長。


でも,こんなことを携帯ストラップが旭川動物園キティの30過ぎの男にいわれたくないよね。
きっと。


つづく